[Splinterlands] 日本人が集まる後発ギルド、世界No.1が見えてきた
この画像は元ギルドメンバー @ocojoco が描いたアートである。この勇ましい侍のように戦っていきたい。
以前私は「日本人ギルドの統合計画」を策定し、グローバルNo1を目指す国内最高峰ギルドとして"Samurai Soul 🗻(Fuji)"を結成した。
そして国内ギルド再編から約1年、私たちは世界トップギルドが集まる舞台で戦おうとしている。
この1年は、とても長かった。
クリプト/Web3ゲーミング市場は冷え込み、そして高性能AIが人間を駆逐していたこともあり、Splinterlandsをプレイする日本人は離れていった。
そしてギルドから人がいなくなる…ということは、ギルド戦力低下につながる。ヘッドハンティングしては戦力増強しては、メンバー離脱を何度も経験してきた。
急速にギルドを発展されるため、外部から資金調達を行ってきた。
本記事の目的
- 「Samurai Soul」ギルドをSplinterlands界隈に知って欲しい
- 「Web3ゲームに本気で打ち込んでいる私たちの実例」を紹介することで、Web3ゲーム発展に寄与したい。
目次
- Splinterlandsのギルドとは?
- 世界一を目指すための計画書
- ギルドのために課金したのは125万円
- ファンデイングやスポンサー契約で資金集め
- 目標に向かって戦い続けた
- さいごに:Web3ゲームにおけるギルド運営
Splinterlandsのギルドとは?
プレイヤーが集まり、共に生活する場所と言える。
ギルドメンバー全員が個々のEarn効率を高めたり、ギルドバトルで有利に戦えるように以下4つの建物を建築・レベル上げしていく。
- Hall/Lodge
- ギルドに入れられる人数を増やす
- デイリー報酬を増やす
- ショップでの割引率が高まる
- Arena
- ギルドバトルのTierを上げる
- ギルドバトルによる報酬を増やす
- Store
- ギルドバトル専用カードパックをたくさん貰える
- ギルドバトル専用カードパックで高レアを出すためのアイテムを買えるようになる
- Barracks
- ギルドバトルで有利に戦えるための施策が増える
これらの建物を育てていくには、時間(資金で買えない素材のようなもの)・資金が必要。資金があるからといって建物はすぐに育たない。メンバー全員でギルドバトルを何度も行っていくことになる。
世界一を目指すための計画書
以前私は合計26スライドにわたる「日本人ギルドの統合計画」を策定した。
一部のスライドをここで共有したい。
なぜ世界一を目指したいのか?
それはギルドメンバー一丸となって「真剣に楽しむ」ためである。
もちろん高報酬を得たい気持ちはあるが、Earn効率だけ考えていたら世界一なんて目指すものではないかもしれない。計画立案やギルド運営など、これまでかけてきた労力的に報酬は見合っていない。
稼ぐことより世界一位になることを優先し、大の大人が部活動のようにゲームに励むわけだ。
ファンデイングやスポンサー契約で資金集め
これまでギルド建物のために課金したのは、合計8,290,000DEC。直近レート(1DEC=0.001ドル、1ドル=150円換算)で約125万円。
ギルドを廃止したからといって、返金されるものではない。つまり、課金である。
ギルドを廃止したときに出資金が返却されるなら、快く出資してくれる人もいたかもしれない。しかし返金されない。誰かが出資するしかない。
メンバーAは10万円出資、メンバーBは1万円出資となると、不平等感が発生してしまう。そのため毎月、無理のない範囲で各メンバーに出資してもらうことにしていた。
しかし、それだけでは世界No.1になるのに数年かかる。
他トップギルドはSplinterlandsをリリース時からプレイしているメンバーで構成されていたり、カード保有量・資金力では負ける。ギルドによっては数億円規模のカードを保有しているし、メガギルド「YGG」も強豪の一つである。
私たちがコツコツ資金を集めて登っていった頃には、老舗ギルド達はさらに上に登っていると想定していた。
そのため資金調達を決意。
分散型ブログでファンディングしたり、LLACがスポンサーになってくれた。特に、これまでずっと支えてくださっているLLACには感謝しかない。
目標に向かって戦い続けた
私たちは老舗ギルドと比べて、ギルドにかけた時間が短いし、カード保有量でも負けている。
負けていない部分は「ゲームへの情熱」と「プレイングスキル」である。
正直なところ、高性能AI Botが強すぎたり、カードプールが増えなかったり、メンバー離脱で、冷めてしまったこともある。
しかし私たちSamurai Soulは、世界一をとるため、プレイングスキルを磨き続けてきた。
いよいよ世界最高ランクのギルドが集まる舞台で決戦が始まる。
さいごに:Web3ゲームにおけるギルド運営
お金を使う・稼げるからこそ、本気でギルドを楽しめる。一つの組織・会社を運営している感じ。
ビジョンを描き、メンバー全員に共有し、同じ方向に向かって歩んでいく。
資金調達を行い、投資判断を行う。
運営者である私が意思決定することもあるが、基本的にはメンバー全員による投票で意思決定する。
もはやゲームというか、Splinterlandsの世界で生きている。
最後はポエムになりましたが、引き続き、私たちSamurai Soulを応援していただけると幸いです。